【インデックスファンドとETFの違いは?】初心者向けの投資信託を比較してみよう!
こんにちは、33歳Dannyです。
株の初心者が投資を始めるなら、個別株を買うのはちょっと待ちましょう。
短期で速攻お金持ちになりたいのはよくわかりますが、完全に勉強不足で知識不足の僕らにはまだ早すぎます。
この場合は、投資信託がオススメです。
中でも、株価指数に連動した投資信託であるインデックスファンドまたはETFがいいです。
前回お伝えしたように、株価指数とほぼ同じ動きをするインデックスファンドなら、知識のない僕らでも、それなりの運用成績は出せます。
今回は、そんなインデックスファンドとETF(上場投資信託)の違いを見てみましょう。
【インデックスファンドって何?】
日経平均やTOPIXなどの株価指数とほぼ同じ動きをするように作られた投資信託です。
優良企業の株価の平均値だったり時価総額に連動するので、個別株と比べて分散性があるので初心者にオススメと言えます。
投資対象は、国内外の株だったり、債券だったり、不動産だったりと様々です。
購入時に金額が決まっておらず、翌日に基準価格が決まります。
《メリット》
- 購入単価が安い。(100円から買える。)
- 金額指定ができる。(株式は、株数指定。)
- 信託報酬が他の投資信託と比べて安め。
- インデックスに連動してるので、わかりやすい。
- 自動積み立てや自動分配金の再投資など利便性が良い。
- 購入手数料がほぼ無料。
《デメリット》
- 株価に連動するので、大幅な儲けは期待できない。
- 購入価格がすぐにわからないので、思ってた金額とズレることがある。(インデックスファンドは1日1回基準価格が決まる。国内の場合は翌日、海外の場合は翌々日に価格がわかる。)
- ETFと比べると信託報酬が高め。
【ETFって何?】
連動する指数は、株式以外にも、債券、不動産、農作物などの商品とさまざまです。 ETFもインデックスファンドも運用の目的は同じで、指数の動きに連動する投資信託です。
ETFは、株の取引同様、取引時間内ならリアルタイムで株価の動きを見ながらいつでも売買できます。
《メリット》
- インデックスに連動する投資信託なので、値動きがわかりやすいし、緩やかな値上がりが期待できる。
- 信託報酬が、インデックスファンドに比べて安いので、長期での保有に最適。
- 株の取引同様、取引時間内ならいつでも売買できる。
- 分散性が高いので、個別株に比べて安心。
- 価格がリアルタイムでわかる。
《デメリット》
- 売買手数料が、株購入並みに高い。
- 分配金を自動で再投資できない。
- 自動積み立てが出来ない。(毎回自分で買わなければいけない。)
- 金額ベースではなく、個数単位で買うので、購入価格が高め。(数千円から数万円。)
- インデックスファンドに比べて手間がかかる。
- アセットクラス(選べる資産の種類)が少ない。
【まとめると…】
何かと似たような金融商品のインデックスファンドとETFですが、購入手数料の安さや、分配金の再投資、自動積み立ての設定ができることから、株初心者の人にはインデックスファンドが向いていると言えます。
毎回の売買の手間を気にせず、長期間(10年〜30年ほど)での保有を考えてる場合は、信託報酬の安いETFの方が、手数料の面で有利です。
また、初めは少額からスタートしたい人は、
インデックスファンドを積み立てて、ある程度の資産金額になったら、ETFに乗り換える"リレー投資"が良いでしょう。
リレー投資することで、ETF購入時に毎回かかる売買手数料を減らすことができるし、信託報酬の少ない運用ができるようになります。
あなたはどちらから始めますか?
今日も、最後まで読んでいただきありがとうございます!