【国内ETF vs 海外ETF】初心者に贈る!人気のETF(上場投資信託)を比較してみよう!
こんにちは、34歳 Dannyです。
最近は、ETFへの長期投資に魅力を感じています。
実際問題 、"国内ETFと海外ETF"には、どんな違いがあり、どちらのETFが、どんな人達にオススメなのでしょうか?
あの手この手で調べ上げた結果、本日は、この2つの特徴について解説していきます!
※ 株の初心者は、知らなきゃ損しかしないので必読です!
【国内ETFとは?】
日経平均やTOPIXなど、日本国内のインデックス(株価指数)をベンチマーク(投資信託が運用の目安にする指数)にしたETFを指します。
資産運用していく上でETFへの投資は、かなり有利なのですが、なぜか利用者は他の投資信託と比べて少ないです。
その理由は、個人投資家には大変ありがたいETFの販売手数料の少なさにあります。
"ビジネス目的の証券会社"からしたら、手数料を取れないETFを売るより、【人気の投資信託】と称した高い手数料を取れる投資信託を売る方が業績が上がります。
ボッタクリの投資信託を売りたい証券会社は、"あえて"ETFを宣伝をしないので、国内ETFの純資産額は外国に比べて非常に少なく、出来高も低くなっています。
ここで重要なことをお伝えしますが、
優良なETFを選ぶポイントというのは、"純資産額が大きい事"と、"出来高の良いもの"です。
そういった意味では、国内ETFなら、どんな銘柄でも良いということにはならない事がわかります。
ここで、国内ETFのメリット・デメリットを書いてみましょう。
《メリット》
- 個別株同様の価格で取引が出来るので、海外ETFに比べて売買手数料が安い。
- 対象が日本円建てなので、為替のリスクがない。
- 全ての証券会社で購入可能。
- 特定口座 (金融機関が株や投資信託の利益・損を計算して「年間取引報告書」という書類を作ってくれる口座) で、損益通算、確定申告できる。
- 日本国内の経済状態に連動するので、株価の変動をチェックしやすい。
《デメリット》
【海外ETFとは?】
NYダウやS&P500などの海外(主に米国)のインデックスをベンチマークとしたETFを指します。
主に米国ETFが有名ですが、先進国、新興国、また、テーマごとの銘柄(業種別)のインデックスもあるので、さまざまな分散投資ができる。
国内ETFと比べて商品数がとても豊富(5,000以上!)で、取引も活発。
圧倒的な純資産額と出来高で、低価格な信託報酬と、ほぼインデックスと同じ動きをして乖離の少ない成績を可能にした投資信託。
米ドル建てがほとんどなので、日本では一部の証券会社で取引可能。
ここで、細かくメリット・デメリットについて書いてみましょう。
《メリット》
- なんてったって信託報酬が安い。
- 純資産が巨額なので安心。
- アセットクラス(資産の種類)がとても豊富。
- 米国ETFの場合、取引時間が日本の夜なので、日中仕事で夜遅く帰ってきてからでも、取引可能!
- 海外の名だたる超有名企業に分散投資できる。
《デメリット》
- 売買手数料が国内ETFより高い。
- 為替のリスクがある。円をドルに変えて売買するので、円高ドル安or円安ドル高のタイミング次第では、損をしてしまう可能性がある。
- 分配金を再投資する際、自動で出来ないので、買付手数料と為替手数料が再度かかってしまう。
- 特定口座を選択できない証券会社があるので、要注意。もし出来ないなら、1年間の投資の損益を自分で計算し、確定申告を行う必要がある。
【まとめると…】
積み立て投資が出来なかったり、分配金の再投資が面倒だったりと、多少の手間がかかるETFですが、優良なETFを選ぶ条件が、純資産額が多い事と、出来高(インデックスを上回る成果)が良いもの。となると、国内と海外を比べれば一目瞭然。
信託報酬の安さと巨額な純資産からしてやはり海外ETFに魅力を感じずにはいられません。
特に現在は、凄まじい勢いで成長するIT企業でおなじみの米国ETFが積み立て投資にはベストです。
ETFは、通常の投資信託と比べると、売買手数料が高いので、頻繁に購入を繰り返すことはオススメしませんが、まとまった金額を作ったら
米国のインデックス(僕ならS&P500)に連動するETFを買っておけば間違いはないし、確実に資産家の仲間入りを果たせます。
そして、間違っても証券マンの口車に乗せられて "人気の投資信託" は買わないようにしなければいけません。
今日も、最後まで読んでいただきありがとうございます!