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【低コストが魅力のバンガード社の秘密に迫る!】インデックスファンドのパイオニアは、日本での人気No.1!

こんにちは、34歳Dannyです。

 

米国資産運用会社で、ブラックロックと競合する世界第2位のバンガード社

純資産総額2位ながら、会社の成長率は著しく、近い将来ブラックロックを抑え、世界最大の資産運用会社と成り上がるといわれるバンガード社の魅力と歴史について紹介します。

 

バンガード社とは?

1975年に設立されたバンガード社は、世界で初めて個人投資家向けにインデックスファンドをつくりだしました。当初は、真新しいインデックスファンドは、”くだらない” と相手にされず、設立したジョン・ボーグルは馬鹿にされていました。

時は経ち、主流だったアクティブファンドからの資金はどんどんインデックスファンドに流出し、現在は運用総資産が5.1兆ドル(018年6月現在)低コストインデックスの第一人者として君臨する世界最大級の資産運用会社になりました

その陰には、創業者ボーグル氏による投資家の利益を優先するという姿勢が表れていたのです。

 

金融機関は、個人投資家の敵?

バンガード社がインデックスファンドを発売する前は、個人投資家は、まさに金融機関の餌食にされていました。

現在でもそうですが、金融機関の口車に乗せられて、高い手数料の金融商品を購入させられたり、無駄な売買を繰り返したりして、多くの情弱個人投資家は大事な資産を金融機関に奪われてしまっています。これは、本来の資本主義の定義に反しています。

本来の株式会社の仕組みは、大衆から多くの資金を集めることで、多額の資金を事業運営に投資し、その見返りに出資者に利益を還元する制度です。

なので、その出資者である個人投資家から甘い蜜を吸おうなんて言語道断です。

一部の賢い個人投資家は、そんな悪どい金融機関へ無駄な手数料を払わずに、本来あるべき投資を行うことに意味があります。

これを、最初に実現してくれたのが、バンガードでもあるのです。

 

低コストの秘密?

 

バンガード社の最大の魅力は、何と言っても世界最低水準のコストにあります。

これには、バンガード社の深い信念と、適切なルールがあるのです。

 

金融機関は、基本的に口座を開く手伝いだったり、資産運用の相談だったり、ビギナー向けのセミナーだったりと、いろんなサービスを僕らに提供してくれます。

しかも、そのどれもが、無料です。

一見、良心的でありがたく感じます。

ですが、金融機関がボランティアではなく、あくまでも営利を目的とした団体ということを考えると、気付かぬところから料金を徴収しているということが、簡単に想像できます。

それが、手数料です。

口座開設を親切に手伝ってくれたり…

優しく相談に乗ってくれたり…

自分にあったオススメの金融商品を教えてくれたり…

無料のセミナーをしてくれたりするのには、すべてお金がかかっているのです。

しかも、そのどれもを利用していないとしても払わなければいけないのです。

 

バンガード社の場合、そういった謎にお金を徴収するという制度を排除しているので、最大限に個人投資家の利益になるように考えてくれているのです。

ですから、バンガード社の場合、相談料、口座管理費用が設定されています。

このように、かかるコストを明確にすることで、無駄な経費を信託報酬として取られずに済むのです。

 

バンガード社の代表的なETFを紹介

 

【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストック ETF

 

《経費率》0.1%

《純資産総額》117億ドル(2018年3月31日現在)

《分配金利回り》2.9%(2018年8月31日現在)

《株価収益率PER》17.1(2018年3月31日現在

 

2008年6月24日に設定されたETFで、NYSE Arca(インターコンチネンタル取引所が所有する電子取引所)で取引されています。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスという株価指数と同等の成果をあげることを目指したETFです。

経費率は、0.1%とまずまずの安さで、分配金は年4回です。

 

【VT】の特徴は、全世界の大型、中型、小型株を中心に約47カ国8000銘柄で構成されていて、全世界の投資可能な市場時価総額の98%をカバーするというところです。

これ以上にない分散性のモンスター級のETFです。

 

保有上位10銘柄と純資産総額に占める割合は、やはり米国が中心となっています。

 

Apple Inc. 1.6%

Microsoft Corp. 1.3%

Alphabet Inc. 1.2%

Amazon.com Inc. 1.1%

Berkshire Hathaway Inc. 0.7%

JPMorgan Chase & Co. 0.7%

Facebook Inc. 0.7%

Johnson & Johnson 0.7%

Exxon Mobil Corp. 0.6%

Tencent Holdings Ltd. 0.6%

 

純資産総額に占める上位10銘柄の割合は、9.2%です。

 

セクター別の構成比率は…

 

 金融 22.8%

 資本財 14.1%

 テクノロジー 13.7%

 消費財 12.1%

 消費者サービス 10.9%

 ヘルスケア 10.1%

 石油・ガス 5.8%

 素材 4.9%

 公益 3.0%

 通信サービス 2.6%

 

と、なっています。

 

  全世界の経済成長で考えると、間違いなく成長していくので、確実に資産を増やしたい人には、もってこいです。

何しろ世界のほとんどに投資してると考えると、初心者目線では、優越感に浸れます。

 

【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケット ETF

 

《経費率》0.04%

《純資産総額》1018億ドル(2018年7月31日現在)

《分配金利回り》1.62%(2018年8月31日現在)

《株価収益率PER》21.2(2018年3月31日現在)

 

 

2001年5月24日に設定されたETFで、CRSP USトータル・マーケット・インデックスという指数に連動することを目指したETFです。

経費率0.04%という超低コストもさることながら、最大の特徴は、米国の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーするという米国株好きにはたまらないETFとなっています。

総資産額も1018億ドルと超安心感のある銘柄で、バンガード社の売り上げNo.1銘柄となっています。

 

構成される上位10銘柄と純資産総額に占める割合は…

 

Apple Inc. 2.8%

Microsoft Corp. 2.6%

Alphabet Inc. 2.3%

Amazon.com Inc. 2.2%

Berkshire Hathaway Inc. 1.4%

Facebook Inc. 1.4%

JPMorgan Chase & Co. 1.4%

Johnson & Johnson 1.3%

Exxon Mobil Corp. 1.2%

Bank of America Corp. 1.1%

 

純資産総額に占める上位10銘柄の割合は、17.7%となっています。

 

セクター別の構成比率は…

 

金融 20.5%

テクノロジー 19.4%

資本財 13.4%

消費者サービス 13.1%

ヘルスケア 12.5%

消費財 8.5%

石油・ガス 5.5%

公益 2.8%

素材 2.5%

通信サービス 1.8%

 

と、なっています。

 

【VOO】バンガード・S&P500 ETF

 

《経費率》0.04%

《純資産総額》986億ドル(2018年8月24日現在)

《分配金利回り》1.9%(2018年8月24日現在)

《株価収益率PER》21.5(2018年3月31日現在)

 

2010年9月7日に設定されたETFで、米国の大型株を中心としたS&P500の株価指数への連動を目指したETFです。ブラックロックの【IVV】と似たような商品となります。

大型株を中心にしているので、投資対象は、僕らの身近な企業ばかりとなります。

 

保有上位10銘柄と純資産総額に占める割合は…

 

Apple Inc. 3.8%

Microsoft Corp. 3.1%

Alphabet Inc. 2.8%

Amazon.com Inc. 2.6%

Berkshire Hathaway Inc. 1.7%

Facebook Inc. 1.7%

JPMorgan Chase & Co. 1.7%

Johnson & Johnson 1.5%

Exxon Mobil Corp. 1.4%

Bank of America Corp. 1.3%

 

純資産総額に占める上位10銘柄の割合 21.6%

 

と、なっています。

 

セクター別の構成比率は…

 

情報技術 25.6%

ヘルスケア 14.5%

金融 14.0%

一般消費財・サービス 12.7%

資本財・サービス 9.9%

生活必需品 6.9%

エネルギー 6.2%

公益事業 2.9%

不動産 2.8%

素材 2.6%

電気通信サービス 1.9%

※2018年7月31日現在

 

と、なっています。

 

情報技術セクターの割合が多いので、今をときめく銘柄です。

 

【VYM】バンガード・米国高配当株式 ETF

 

《経費率》0.08%

《純資産総額》216億ドル(2018年9月1日現在)

《分配金利回り》2.88%(2018年9月1日現在)

《株価収益率PER》19.2(2018年3月31日現在)

 

 2006年11月10日に設定されたETFで、FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指したETFです。大型株の中でも、予想配当利回りが大きい銘柄を中心に構成されています。

 

保有上位10銘柄と純資産総額に占める割合は…

 

JPMorgan Chase & Co. 3.81%

Johnson and Johnson 3.48%

Exxon Mobil Corp. 3.38%

Wells Fargo & Co. 2.46

Chevron Corp. 2.35%

AT&T Inc. 2.27%

Pfizer Inc. 2.27%

Intel Corp. 2.5%

Verizon Comm Inc 2.09%

Cisco Systems Inc. 2.2%

 

 

純資産総額に占める上位10銘柄の割合 26.3%と、なっています。

いずれも高配当で増配を続けているので、今後も期待ができます。

 

セクター別の構成比率は…

 

テクノロジー 17.0%

金融 14.2%

ヘルスケア 12.9%

資本財 12.7%

消費財 12.5%

石油・ガス 9.3%

公益 7.3%

消費者サービス 5.9%

通信サービス 4.5%

素材 3.7%

 

 と、なっています。

 

ブラックロックにも、同様なETFで【HDV】がありますが、

 

HDV】は、生活必需品、エネルギーセクターの比率が高く、構成銘柄が約74銘柄配当利回り2.88%に対し、

 

【VYM】は、テクノロジー、金融セクターの比率が高く、構成銘柄が約400種類配当利回り約3.43%となっています。

 

つまり、分散性の面では【VYM】、配当利回りでは【HDV】が優れています。

 

 

まとめ

バンガード社には、まだまだたくさんのETFがありますが、今日は代表的な商品を中心に紹介していきました。

純資産総額の高さ、経費率の安さ、そして何よりバンガード社の投資家の利益を優先する姿勢に対する信頼感から、個人投資家の僕らは、優良な商品を選び、長期保有することで、資産の最大化を目指しましょう。

 

今日も、最後まで読んでいただきありがとうございます!