【iDeCoを超わかりやすく解説!】投資の第一歩にも最適!国が用意した税の優遇制度iDeCoとは?
こんにちは、33歳Dannyです。
たくさんのブロガーさんや金融系サイトで紹介されているiDeCo。厚生労働相の公式サイトやファイナンシャルプランナーが、わかりやすく解説してくれてるけど、記事めっちゃ長くて途中で読むの飽きちゃいます。
そして、これだけ知名度が広がってきているiDeCoなのに、加入者は非常に少ないのが現状です。
なぜ、メリットたくさんのこのiDeCoにみんなが加入しないか?
その答えは…
- なんとなくわかんない。
- なんかめんどくさそう。
- そもそも、そんなにお金に余裕がない。
こんなところではないでしょうか。
今回は、金融初心者の僕でもわかったiDeCoについて超簡単に紹介します。
【iDeCoって何?】
iDeCoとは、個人で始める年金のための貯蓄です。
近年では、老後に年金がもらえないかも?!なんてテレビでよく言っています。だから万が一、国から年金がもらえなかった時のために、自分で積立しときましょうね。って事で始まった制度です。
20歳以上の社会人で税金を納めてる人なら誰でも始められます。そして60歳になるまで一切下ろすことは出来ません。貯金してもすぐに使っちゃう人にはもってこいの強制的な貯金です。
【何かメリットあるの?】
将来のための年金の補助ってのは、わかったところで、iDeCo最大のメリットについて説明しますと、払うべき税金が減らせるということです。
節税なんて表現されますが、税金にウトい僕らは、こう言った類のワードは、めんどくさがりがちです。
日本に住む全ての人は、収入がある限り、一生税金を国に払い続けます。これは当たり前、しょうがないって思うけど、払わなくていいものは払わなくていいんです。
考え方を変えれば、
税金を払わない=収入が増える
と、同じことなのです。
会社勤めやバイトをしてると給料をあげるのって簡単じゃないです。時給を10円あげるだけでも時間がかかります。また、会社勤めをしてると払うべき税金を少なくする方法もなかなかありません。
ですが、このiDeCoの制度を使えば、簡単に数万円程度のお金を手元に残せるわけです。
iDeCoで積み立てた分のお金には、税金がかからないのです。さらに、60歳を迎え、お金を受け取る際にも税金がかからないのです。
これは、お金を払っても、貰っても何かと税金を徴収する日本にしては、かなり大盤振る舞いで良心的な制度です。
逆にデメリットとしては、60歳まで下ろせない という事と、掛け金を下回る可能性があるという事くらいです。
【どうやって始めるの?】
始め方は簡単。
各金融機関(銀行や証券会社や保険会社など)から申込書をもらって記入するだけです。
ここで一つ問題なのは、iDeCoの口座は一つしか作れないということ。
"とりあえず作っとこう" が、出来ないので、どんな種類の金融商品を取り扱っているのかをチェックして、自分が納得できるところで口座開設しましょう。
…と、言いたいところですが、ここでもう一つ問題が出てきます。
そうです、自分の気に入った金融商品なんてわからないよ。という点です。
初心者で、投資をしたことない人にはわかるわけありません。
大丈夫です。ここで、押さえておくべきポイントはたったの3つ。
1《加入時の手数料と毎月の手数料の差》
加入時の手数料は、最安値で2,777円。毎月の手数料は最安値で167円です。この経費をもったいないと感じてしまうのは、やめましょう。
なぜなら、戻ってくる税金の方がはるかに多いし、60歳まで長期保有していれば、それ以上にお金は増えるからです。
とはいえ、毎月の手数料の中に含まれる各金融機関へ払う信託報酬(自分の代わりにお金を運用してくれる人へ支払うお金)は、きちんとチェックが必要です。この手数料は低ければ低い方が良いです!
ちなみに基準にするべき投資信託での信託報酬最安値は以下になります。
海外株投資信託なら0.1%
新興国投資信託なら0.2%
日本株投資信託なら0.2%
バランスファンドなら0.25%
ここからかけ離れてたら割高という事です。
2《取り扱っている商品の種類》
取り扱っている商品の種類に関しては、株や債券、不動産、定期預金と様々です。
これらについて、どれに投資すれば良いのかよくわからんという事でしたら、過去の僕のブログでいずれも紹介済みですので、下記を参考にしてください。
"株式"をわかりやすく説明したブログ
↓↓↓
【株式って何?〜金融資産編〜】資産を理解できた初心者が次に知るべき2種類の資産とは! - 貯金ゼロ、資産ゼロ、知識ゼロ、33歳から始める資産形成で1億円への道!
"債券"をわかりやすく説明したブログ
↓↓↓
【債券って何?〜金融資産編〜】資産を理解できた初心者が次に知るべき2種類の資産とは! - 貯金ゼロ、資産ゼロ、知識ゼロ、33歳から始める資産形成で1億円への道!]
"投資信託"をわかりやすく説明したブログ
↓↓↓
【投資信託って何?〜金融資産編〜】資産を理解できた初心者が次に知るべき2種類の資産とは! - 貯金ゼロ、資産ゼロ、知識ゼロ、33歳から始める資産形成で1億円への道!]
3《営業時間やサポート面》
お問い合わせ時間やサポート面も意外と重要ですので、定休日や営業時間、ホームページの使いやすさなども合わせて確認しておきましょう。
【最後に!】
これを読んで "iDeCo口座作ってみよっかな" って思った方もいると思います。
口座開設後、いざ投資信託や預金などの金融商品を自分で選ぶ時には…
- 期待リターンのパーセント(どのくらいお金が増えるか?)
- 信託報酬のパーセント(お金を運用してくれる人たちへ支払うお金)
を必ず確認してください。
ここで、期待リターンの高さに目をくらませてはいけません。期待リターンが高いということは、それと同じくらいリスクも高いということですから。
そして、信託報酬も基準と比較して高いのか安いのか判断しましょう。
金融系ブロガーさんの記事を見て比較するのも良いです。
1番やってはいけないのは…
よくわからないからといって、担当の銀行員や証券マンに全て任せてしまうことです。
これは絶対NGです。
iDeCoの加入者は昨年には9万人ほどでしたが、最近では100万人にも上ります。
ただ、税金を納める社会人が6400万人以上いるので、まだまだ浸透してるとは言えませんね。
今日も、最後まで読んでいただきありがとうございます!
【追伸】税制優遇制度のあるiDeCo口座を作った皆さん、同じく税制優遇制度のあるNISA口座はご存知?
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